5月のオープン予定日
5月の営業予定日は
1(金)、2(土)、3(日)、4(月)、5(火)
6(水)、8(金)、9(土)、10(日)、15(金)、16(土)、17(日)、
22(金)、23(土)、24(日)、29(金)、30(土)、31(日)
となっております。
事前のご予約も可能ですとなっておりますので
皆さまのお越しをお待ちしております。
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板元 耕書堂 戯作者 竹杖為軽 たけづえ すがる 画 喜多川歌麿 刊行 1784年 天明四年 黄表紙 上中下の3巻 蔦屋重三郎がプロデュースした黄表紙。未来の江戸をパロディで紹介したストーリーなのだが現代人が読むと当時は本当にあったことなのか?と錯覚する内容も。江戸時代のユーモアを直球で感じることができる作品だ。 本作の戯作者 竹杖為軽(本名 森嶋中良)(1756?~1810)は平賀源内の弟子で、狂歌師、戯作者として、森羅万象、万象亭などの名前でも知られる。挿絵は20代の喜多川歌麿。 竹杖は奥外科医桂川家3代目と寄合医師大八木家4代目の家系で蘭学者としても活躍した。源内も嫉妬するほど戯作の才能もあったようで、源内が獄死する前に叱責を得て確執が生じたまま竹杖と源内は離別した。蘭学にも注力して『紅毛雑話』、寛政2年に『万国新話』『琉球談』など刊行した。1801年に二代目風来山人を襲名、文化5年より二代目福内鬼外を名乗って平賀源内の門人として人生を終えた。 蔦屋重三郎は竹杖の才能を早くから見抜き歌麿とのコンビで本作を刊行した ストーリーの起点は聖徳太子の「未来記」までさかのぼる。未来記をパロディとした恋川春町の黄表紙「無益委記(むだいき)」は好評を博した。さらに恋川春町にインスパイヤされた朋誠堂喜三二(ほうせいどうきさんじ)(1735~1813)も「長生見度記(ながいきみたいき)」で未来記を書いている。それにならって本作「従夫以来記(それからいらいき)」(1784刊)を書いたとも説明している。本作ではただの未来予想図ではなく、当時の江戸を通と穿をパロディした異世界の作品となっている。吉原連(狂歌のあつまり)で竹杖と親交が篤かった四方赤良(よものあから)(大田南畝(おおたなんぽ))、朱楽菅江(あけらかんこう)、加保茶元成(かぼちゃのもとなり)、元の木網(もとのもくあみ)も本作に名が出ており笑いを誘うネタになっている。 個人的に好きなのストーリーが9つ目の噺の「引きずり風呂」だ。当時の吉原には移動風呂があったという異世界の噺。遠山の金さんのように流行の女の生首の刺青を入れた男性が風呂に入っている。実際にはなかった「引きずり風呂」を歌麿が想像して描いた異世界の銭湯。こんなシュールな挿絵を歌麿が書いていたとのかと驚きもある。江戸時代の未来予想異世界は浮世絵カフェに展示中なので遊びに来てください。