【大河ドラマべらぼう】19話

いや~流星さん凄い演技でしたね!愛之助さんにもしびれましたよ!最高でした。

先週に続いて昨日も江戸の義理人情を大いに感じる展開でした。涙腺崩壊したひとも多数いたはず!

さて、あらすじですが、、、

 大河ドラマ「べらぼう」の19話では、蔦重の版元事業の原点であり、ライバルでもあった地本問屋「鱗形屋」が店を畳むことになり、そのお抱え作家・恋川春町の移籍を巡り話が展開されました。

 当初、春町は業界大手の「鶴屋」へ移籍する予定でしたが、考え方の違いにより両者は衝突。売れる本を優先したい鶴屋は、春町のかつての大ベストセラー「金々先生栄華夢」の続編を書くことを望みます。しかし、春町は「同じことをやるのは、俺は好きではない。読み手にも無礼であろう」と拒み、両者の溝は深まるばかりでした。

そんな春町を自陣営に引き入れたい蔦重でしたが、蔦重は恩人である鱗形屋から仕事を奪った盗人として、相手にされません。そんな折、春町の境遇を憂いた鱗形屋が、過去の因縁を乗り越え「お前さん、ひとつ鶴屋から春町先生をかっさらってくれねえか」と、蔦重に手紙を出します。


この思いがけない提案を実現するため、蔦重は新しいものにこだわる春町の思いを動かす案思(作品の構想)作りに着手します。そして、鱗形屋、喜三二、歌麿、遊郭の人々などを巻き込んで案を練った結果、「百年先の江戸」という構想に辿り着き、「この先の江戸を描きませんか。誰も見たことのねえ、百年先の江戸を」と、春町に提案。案を聞いて興味を持ちつつも難色を示す春町に対し、蔦重は「春町先生が考えた、奇天烈で、けど膝を 打つような、そんな百年先の江戸を見てみてえんでさ」と口説き、ついに春町の心を動かすことに成功しました。その後、鱗形屋は店を引き払う際に蔦重へこれまでのことを詫び、「塩売文太物語」の板木を手渡します。塩売文太物語とは、蔦重が幼いころに初めて買った本であり、瀬川に渡した思い出の赤本です。蔦重は板木を手に涙をぬぐいながら「俺にとっちゃ、こんなお宝はねえです」と言って、蔦重と鱗形屋の二人は和解していきました。

【出典】
国立国会図書館,デジタルコレクション